すっかりはてなに取り込まれてしまった

朝、日経MJを読んでいたら最終面にはまちちゃんが登場していて盛大に吹き、ちょうど飲んでいた茶は僕の口から勢いよく前方へ向けて発射される。北朝鮮の飛翔体よろしく紙面を超えてくれればよいのだが、あいにく僕のテポドン2号発射装置の性能は低いらしく日経MJはびしょびしょにぬれる。ああしかし、と考える。1年ちょっと前、さてなんかブログでも立ち上げておくべき?などと思いまったく何も考えずにはてなを選んだのが運の尽き。はてブ?何それ?あああのグーグル検索するたびに出てくるウザいあれねなどという認識だったのが今では気づけば自分でも400件近くブックマークしているではないか。個人的な感想をメモしておいて、後であああんなことがあったっけなあなどと縁側でノートブックを開いて懐かしむのが将来のささやかな夢である僕だから、考えてみれば非公開にすればよかったのだが、どうやら公開している人の方が多いぞと多数派に与して公開を選んだばかりに僕のブックマークはさらされ続け恥をかき続ける。そういえばはまちちゃんの存在を知ったのもはてなに登録してからであり、はてなを選択しなければ僕もお茶の成分も日経MJも幸せな関係でいられたに違いない。人生はほんのささいな、それでいて後戻りのできない選択をし続けることで成立するものだが、結論から言えばブログサービスはもっときちんと選ぶべきであり日経MJは濡れてしなしなになりもう元には戻らない。なぜか渡辺美里の『悲しいね』が頭の中でぐるぐる回るがやはり日経MJはしなしなのままでもう元には戻らない。